【 ブログ 】歯ブラシだけでは足りない?大人こそ見直したい予防歯科

「毎日歯みがきをしているから、むし歯や歯周病は大丈夫」と思っていませんか?
歯みがきは、お口の健康を守るための基本です。
しかし、歯ブラシだけでは届きにくい場所があり、汚れを十分に落としきれないことがあります。
特に注意したいのが、歯と歯の間です。
歯ブラシの毛先が届きにくいこの部分には、歯垢、つまりプラークが残りやすく、むし歯や歯周病、口臭の原因につながることがあります。
今回は、数字をもとに「歯ブラシだけでは足りない理由」と「大人こそ気をつけたいむし歯予防」について、わかりやすくお伝えします。
歯ブラシにプラスしてケアする人が増えています
毎日の歯みがきに加えて、デンタルフロスや歯間ブラシなどを使い、歯やお口の清掃を行っている人は増えています。
ある調査では、ハブラシを用いた歯みがきに加えて、歯や口の清掃を行っている人は63.4%とされています。
つまり、歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシなどの補助清掃用具を取り入れるケアが、少しずつ習慣として広がっているということです。
「歯ブラシだけで十分」と思っていた方も、今日から“もうひとつのケア”を意識してみましょう。
歯ブラシだけでは、歯間の歯垢は6割ほどしか落とせません
歯ブラシは、歯の表面や噛む面をきれいにするために欠かせない道具です。
一方で、歯と歯の間は歯ブラシの毛先が届きにくく、汚れが残りやすい場所です。
実は、歯ブラシだけでは歯間についた歯垢、つまりプラークを6割ほどしか落とせないとされています。
そこで役立つのが、デンタルフロスです。
歯ブラシにデンタルフロスを併用することで、歯垢除去率は約1.5倍になるとされています。
歯と歯の間の汚れは、むし歯や歯周病の原因につながることがあります。
毎日のブラッシングにフロスや歯間ブラシをプラスすることで、より丁寧な口腔ケアにつながります。
デンタルフロスは子どもの仕上げみがきにも使えます
デンタルフロスは、大人だけのものではありません。
子どもの仕上げみがきにも、デンタルフロスを活用できる場合があります。
乳歯が生えそろい、歯と歯の間が狭くなってくる2歳ごろからは、歯ブラシだけでは歯間の汚れを落としにくいことがあります。
特に、奥歯と奥歯の間はむし歯ができやすい部分の1つです。
保護者の方が仕上げみがきをするときに、必要に応じてホルダータイプのデンタルフロスを使うことで、歯と歯の間のむし歯予防につながります。
ただし、お子さまのお口の状態や年齢によって、使い方やタイミングは異なります。
無理に行わず、歯科医院で使い方を確認しながら取り入れると安心です。
予防歯科のセルフケアで大切な3つの要素
予防歯科とは、むし歯や歯周病などになる前に、予防を大切にする考え方です。
歯科医院で行うプロフェッショナルケアと、ご自宅で行うセルフケアの両方が大切になります。
毎日のセルフケアでは、次の3つを意識しましょう。
・歯垢を落とす
・菌を増やさない
・フッ素を残す
歯垢は、むし歯や歯周病の原因となる細菌のかたまりです。
歯ブラシで歯の表面をみがくだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシで歯と歯の間までケアすることが大切です。
また、お口の中を清潔に保つことは、菌を増やしにくい環境づくりにもつながります。
さらに、フッ素配合の歯みがき剤を使うことで、むし歯予防につながることが期待できます。
歯みがき後に何度も強くうがいをすると、フッ素が流れやすくなるため、少量の水で軽くすすぐなど、使い方を意識することも大切です。
35〜39歳でむし歯経験がある人は9割以上
「むし歯は子どものもの」というイメージを持っている方もいるかもしれません。
しかし、大人のむし歯もまだ多いのが現状です。
35〜39歳で「むし歯の経験がある人」は9割以上とされています。
また、同じ年代でも、未治療のむし歯を持つ方がいることも報告されています。
大人になると仕事や家事、育児などで忙しくなり、歯科検診が後回しになってしまうことがあります。
その結果、気づかないうちにむし歯が進行してしまうこともあります。
大人のむし歯は「歯の根元」や「治療済みの歯」にも注意
大人のむし歯で注意したいのは、子どものむし歯とは少し違う場所にできやすいことです。
特に気をつけたいのが、次のようなむし歯です。
・歯ぐきが下がり、歯の根元にできるむし歯
・過去に治療した詰め物や被せ物の周りにできるむし歯
・歯と歯の間にできるむし歯
年齢を重ねたり、歯周病が進行したりすると、歯ぐきが下がって歯の根元が露出することがあります。
歯の根元は、歯の表面に比べてむし歯になりやすい部分です。
また、治療済みの歯でも安心とは限りません。
詰め物や被せ物の周りにすき間ができたり、汚れがたまったりすると、再びむし歯になることがあります。
見た目ではわかりにくい場合もあるため、定期的な歯科検診で確認することが大切です。
年2回以上のチェックとケアを習慣に
むし歯予防や歯周病予防のためには、毎日のセルフケアだけでなく、歯科医院での定期的なチェックとケアも大切です。
歯科医院では、
・むし歯のチェック
・歯周病のチェック
・歯石除去
・歯科クリーニング
・磨き残しやすい場所の確認
・ブラッシング方法の見直し
・デンタルフロスや歯間ブラシの選び方の相談
などを行います。
歯石は歯みがきでは取り除くことが難しいため、歯科医院でのクリーニングが必要です。
「痛くなってから行く」のではなく、痛みが出る前にお口の状態を確認することが、予防歯科ではとても大切です。
上尾市で予防歯科をお考えの方へ
歯ブラシだけでは届きにくい場所まで意識してケアすることは、むし歯予防や歯周病予防のために大切です。
毎日の歯みがきに、デンタルフロスや歯間ブラシをプラスする。
フッ素配合の歯みがき剤を上手に使う。
そして、定期的に歯科医院でチェックを受ける。
こうした小さな積み重ねが、お口の健康を長く守ることにつながります。
杉山歯科医院では、患者さま一人ひとりのお口の状態に合わせて、予防歯科、定期検診、歯科クリーニングを行っています。
歯と歯の間の汚れが気になる方、歯ぐきの出血がある方、しばらく歯科検診を受けていない方は、一度お口の状態を確認してみませんか?
上尾市でむし歯予防、歯周病予防、歯科クリーニングをご希望の方は、杉山歯科医院へお気軽にご相談ください。
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