【 ブログ 】歯ブラシの選び方
自分にピッタリの1本はどれ? 5分でわかる「ハブラシの選び方」
お店に行くとズラリと並んでいるハブラシ。
毛先やヘッドの形状だけでも多種多様で、どれを選べば良いのか、迷ったことはありませんか?
ハブラシは、「お悩み」と「目的」に応じたものを選ぶのが正解!
「歯と歯ぐきの境目のみがき残しが気になる…」
「歯ぐきをマッサージしながらみがきたい」
「歯をツルツルに仕上げたい」
など、自分のニーズにピッタリな1本を選びましょう。
工夫やヒミツがいっぱい!
ハブラシの「毛先」「ヘッド」「ハンドル」をチェック!
ハブラシは基本的に「ヘッド部」「ハンドル」とそれをつなぐ「ネック部」の3つで構成。
それぞれで材質や形状や硬さなどに違いがあり、これらを組み合わせて多様な製品が生まれています。
ハブラシの重要な機能は「歯垢(プラーク)除去」。
しかし、一人ひとりお口の中の状態や悩みごと、みがき方や好みの使用感などが異なります。
多様なニーズに応えるよう、各部位に緻密な設計を施しています!
【毛先】清掃力や使用感に違いが!
ハブラシの用毛は「ストレート毛」と「スーパーテーパード(ST)毛」の2種類に大きく分けられます。
前者は広い面の歯垢刷掃力が高く、後者は狭いすき間の清掃に適しているのが特長。
そして太さや長さ、硬さ、配列、毛先のカット形状、さらにヘッドのサイズなどで、清掃力や使用感が異なります。
かつて、新しいハブラシを開発するとき、試作品のヘッド部分にどんな毛を植えるかは開発者の勘や経験に寄るところが大きかったです。
しかし、現在はデータ化した過去知見やノウハウ、人工知能(AI)まで活用する環境が整い、開発時間の大幅短縮や、よりお客様に合ったハブラシの創出ができています。
【ヘッド】お口の大きさや操作性に着目
ヘッドは、長さ・幅・厚みなどサイズが多様。
大きなヘッドは一度に広い範囲がみがけて効率的な反面、奥歯の奥や歯並びの悪いところなどはハブラシが届きにくく、みがき残しが増えてしまう場合も。
一方、小さいヘッドは隅々までみがけるものの、一度にみがける範囲が狭いので、より丁寧なブラッシングが必要です。
【ハンドル】持ちやすさ・みがきやすさに直結!
太さや形状の違いに加えて、滑りにくいようにラバー(軟質樹脂)が付いているものなど、ハンドルもさまざま。
ハブラシを手のひらで握るように持つ「パームグリップ」の人は太めのハンドルが、鉛筆と同じように持つ「ペングリップ」の人は細いハンドルが適しています。
手の大きさや握力、ハブラシの動かし方によっても、適したハンドルは異なります。
自分が持ちやすい、使いやすい太さや形状を見つけてください!
おすすめハブラシがわかる【ハブラシNAVI】
あなたのお悩みや目的にピッタリのハブラシは…?
店頭で迷ったときや、歯医者さんにハブラシ選びを相談するときの参考にしましょう!
*歯のケアをしたい
奥歯の奥もしっかりみがきたいあなたに!
▶️ 「薄型でコンパクトなヘッドの歯ブラシ」がおすすめ
*歯と歯ぐきの境目をケアをしたい
歯周ポケットの奥の汚れをかき出したいあなたに!
▶️ 「薄型で超極細毛の歯ブラシ」がおすすめ
歯面から歯周ポケットまで効率的にすみずみまでしっかりみがきたいあなたに!
▶️ 「薄型でヘッドがワイドの歯ブラシ」がおすすめ
*歯ぐきのケアをしたい
おとろえてきた歯ぐきを心地よくマッサージしながらみがきたいあなたに!
▶️ 「薄型でコンパクトなヘッドの歯ブラシ」がおすすめ
ハブラシの交換は「月1回」を目安に!
ハブラシの毛先は、使い続けるうちに弾力性が衰えてきます。
さらに、毛先が少しでも開くと、汚れを落とす力は3割近くダウンしてしまいます。
ハブラシは1か月に1度を目安に交換しましょう。
杉山歯科
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